こんなものいらない

あって当然だと思っているが、よく考えるといらないもの、ない方が生活の質が向上するものを挙げていきます。

出席点

ある講習会を受講した。

一斉授業に加えて、グループワークを取り入れるなど、相当金のかかった講習で、自己負担金をまったく払っていない自分にとっては、もったいない内容だった。

しかし、冷めた気分にもなった。知識はすべてテキストブックに書いてあって、それを逐一読めばわかるのだ。

しかも、やりっぱなしで、試験がない。そこにいるだけで、講習会受講証明がもらえる。

これだけ時間と手間のかかる講習会をやっておいて、試験をやらないのはおかしい。そこにいるだけで取れる資格など、まったく信用できない。

教育のキモは「試験」にある。試験があるから、人は本気で勉強する。試験のない教育は、参加者の連帯意識を高める程度の意味しかない。

思えば、日本の学校教育の大半は、この講習会と同様である。座っているだけで、単位が取れる。

出席しなくても試験で合格できる人はいるし、逆に、出席しても、試験に合格できない人もいる。つまり、出席は義務づける必要がない。講義も実習も、やりたい人だけがやればいい。

私が出た医科大学は、出席点がなかったので、出席率はひどく低かった。良くて7割、悪いと1割しかなかった。出席点だけで単位認定が行われる実習には出ざるをえないが、実習時間の大半は病棟にいなくて、図書室や学生控室で、好き勝手に本を読んでいた。

それでも、卒業学生の医師国家試験合格率はほぼ100%だった。

単位認定試験と卒業試験だけを行えば、それ以外の教育は不要であり、むしろ、勉強のためには有害である。

ゆうちょダイレクト

ゆうちょ銀行のオンラインバンキングサービスである、”ゆうちょダイレクト”の使えなさはすごい。

  1. ログインネームが三分割数字列で、ブラウザのオートフィル機能が使えない(図1)
  2. 入出金明細の照会可能期間が極端に短い。過去2ヶ月かつ未記帳分しか見れない(図2)
  3. 口座に動きがあったことをメールで知らせる機能はあるが、入金時に知らせてくれるだけで、出金時には何の通知もない(図3)

最大の問題は2だ。口座の動きをオンラインで即座に見れることがオンラインバンキングの最大の強みなのに、その機能が極端に弱い。
最近になって始まった”ゆうちょダイレクトプラス”は、通帳レスにしたからオンラインサービスが良くなったかといえば、大して良くなっていない。照会可能期間が過去2ヶ月から15ヶ月になっただけだ。
入出金記録は、数行のテキストコードでしかないのだから、こんなものを保存しておくことは、今のコンピュータの能力なら、ほとんどコストがかからないはずだ。他のオンラインバンキングはこれほどひどくない。たとえば、

入出金明細の照会可能期間拡大について|住信SBIネット銀行

は、照会可能期間が無制限である。

図1

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図2

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図3

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アンチウイルスソフト

Windows10には、Windows DefenderというMicrosoft謹製のアンチウイルス機能が入っている。

ところが、大半のパソコンには、これに加えて、サードパーティ製のアンチウイルスソフトが入っている。マカフィーカスペルスキーノートンウイルスバスターなどだ。

セキュリティソフトの比較表 2017 - the比較

これらはすべていらない。

パソコンのCPU占有率を上げ、パフォーマンスを落とす役にしか立たない。常駐するので、他のソフトと干渉をおこして、動作をおかしくする。

新しいパソコンを買うたびに、無駄で有害な添付ソフトをアンインストールする手間がかかり、非常に困っている。「不要」ではなくて「有害」なわけだ。

その上、一定期間がすぎると、アップデートできなくなり、有償で契約するように求められる。これもいささかめんどうくさい。

Microsoftがサポートを継続する限り無料のWindows Defenderでほぼ十分なのである。

モバイルノートパソコン

パソコンは置きっぱなしで使うべきである。持ち運ぶべきではない。

たとえ軽量ノートパソコンでも、施設内限定で使うべきで、カバンに入れて屋外に持ち出すべきではない。屋外に持ち出せるのは、自動車で移動する人だけだ。

 最初のノートパソコン、J3100SSは2.7kg。そこから、ずっと軽量小型を目指してきたのだが、最新型のWindows10ノートでも、800gであり、充電コードを含めると1kgとなる。大きさも、B5サイズ、対角11インチを下回ることはない。

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こんなものをカバンに入れて日常的に持ち運ぶだけで、相当疲労がたまる。喫茶店で楽しそうにコンピュータをいじっている人は、スタイルを楽しんでいるだけである。仕事として使っているのではない。

なぜこんなに大きく重くなるかといえば、コンピュータを操作する人間の大きさに合わせているからだ。コンピュータはいくらでも小さくできるが、モニタやキーボードは小さくすると実用性がなくなる。

自分の行く範囲内に、安物の大型ノートやデスクトップを置きっ放しにすることをお勧めする。クラウドサービスのおかげで、いくらデバイスが多くても、データシンクは問題がない。自宅、職場(学校)とで、PCは2台あれば十分だろう。メールチェックや文書の確認程度はスマートフォンで十分にできる。

モバイルノートパソコンはいらない。

大学新入生向けノートPC

10年前くらいから、大学新入生向けPCが、パソコンメーカーや販売店や大学生協、大学から提示されるようになった。

大学から提示されるモデルは、教育と密接に関連しているので、強制購入となっていて、費用が学費と一緒に徴収されているので、好き嫌いは言えない。中学高校における体操着みたいなもので、なければ教育にならない。

しかし、その他の組織が提示する「新入生向けPC」は、ほとんどがクズである。

理由を箇条書きにしてみる。

  1. パソコンは壊れる。4年間ずっと使おうなんて無理。
    昔に比べると遥かにパソコンは安定して動作するようになった。進歩が遅くなったので、バグ取りが進み、信頼性が高くなった。しかし、それでも4年は無理だ。ハードが故障しなくても、ソフトはどんどんアップデートしていくので、遅いハードは肥大化したソフトに対応できず、動作速度が遅くなる。買い替え前提で購入すべき。
  2. ノートパソコンを持って、遠距離通学するなんて無理
    自動車で通学する学生などいるはずがなく、大半は電車やバスでしょう。カバンに入れたパソコンは、充電コードを含めると1kgを超える。若くて元気な大学生でも、すぐに持ち運びが面倒くさくなる。
  3. 販売店サポートよりも「便利屋」サポートを使うべき
    販売店サポートだと、内容に問題あっても、あとからキャンセルできません。パソコンサポート専門の「便利屋」と契約すべき。1回5000円くらいで出張サポートしてくれます。納得いくサポートを選ぶことができる。何度も使うなら割引もしてくれる。
  4. 過剰解像度
    15インチ以下のWindowsノートにfull HD解像度なんて必要がない。高解像度にアプリが対応していないので、見づらくて眼が疲れるだけだ。高解像度でオシャレな画面で作業したいなら、MacBookProにするべき。
  5. 高額モデル
    ノートパソコン1台に、15万円も払う必要はない。せいぜい5万円で十分な性能のノートは買える。余った金はサービスとソフトと周辺機器に使う。
  6. 非実用的な付加機能
    テレビ録画、BD対応光学ドライブ、2in1、タッチパネル、タッチペン。これらはすべて不要だ。大学でこんな機能を使うわけがない。全部ノートに詰め込もうとするから、大きく重く高額で故障しやすくなる。
  7. MS office プレインストール
    Officeは必要なのだが、プレインストにすると、そうでないモデルよりも2万円ぐらい高額になる。ノートが壊れたら、Officeも買い換えねばならない。Office365 solo月払い1200円か、年払い12000円で契約した方がいい。4年間使っても5万円だ。PC2台の使用権がついてくるので、2台持ちに対応してくれる。メジャーヴァージョンアップにも自動対応なので、常に最新版が使える。

では、大学新入生は何を買ったらいいのか?自分が推奨するモデルはこれだ。

 

自宅据え置き用

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自宅で置きっぱなしで、電源を常にオンにしておく。スリープもしなくていい。モニタがオフなら、ノートの消費電力は蛍光灯より少ない。パソコン画面でテレビが見たければ、TVチューナを外付けするか、ひかりテレビでも契約してください。

 

大学持ち運び用

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大学の学生ロッカーに入れておいて、必要時に取り出す。データはクラウドに上げておけば、自宅と大学でシームレスに処理ができる。4000円くらい余計に出して、メモリを4GBから8GBに増設するといいい。解像度高すぎて眼が疲れるなら、設定で解像度を落として使うことが可能だ。

 

なんでも1台で済ませるなんてケチくさいことはしてはいけない。パソコンの持ち運びはしない。自分の行き先に常に置きっぱなしにする。壊れても盗まれても惜しくない程度の安物を複数使う。

祝日

祝日は、いらない。

国民の祝日に関する法律によると、年間16日もあるが、「休日とする」と書かれているだけで、学校や職場を休日にする強制制はないし、実際に休日としない学校や職場も多いのである。

必要なのは、有給休暇である。年間10日では少なすぎる。

平日に休みをとらないとできないことがある。それはたとえば、官公庁の利用だったり、医療機関受診だったり、金融機関の利用だったりする。それらを土日祝日も動かすよりも、利用する個人が休みを取れる状況にする方が、すっとコストが安い。

「有給休暇がなくても欠勤扱いで休む自由はある」

そのとおりなのだが、休んだ日数分だけ賃金が引かれる。その上、(事前通告があっても)欠勤の多さは、賃金労働者の不利益取扱の正当理由となる。

国民の祝日に関する法律」の休日規定を廃止し、法定有給休暇を年間26日とすればいい。

ゆうちょダイレクト

ゆうちょ銀行のネットバンキングサービスは、日本のオンラインバンキングの中で、いちばんひどい。
  1. ログイン番号を3分割して入れる仕様なので、LastPassで自動入力できない。
  2. 入出金明細が、記帳されていない分しか出てこないので、通帳と一緒に見ないと過去の金の動きがわからない。
  3. ログイン通知や入金通知はあっても、出金通知がない。不正引き出しを防止するためにも、ATM、振込、振替にかかわらず、金が動いたらメール通知すべきだろう。
  4. スマホで使おうとしても、専用アプリがないので、汎用ブラウザからログインするしかない。この場合も、3分割された窓に、ログイン番号を手動で入れねばならない。
  5. 振り込みや設定変更を行うには、トークンと呼ばれるワンタイムパスワード発生装置が必要だが、これを常に持ちあるくのはめんどうだし、紛失盗難の恐れもある。

オンラインバンキングでは、住信SBIネット銀行のオンラインバンキングがベストだと思う。ユーザビリティとセキュリティが両立している。

住信SBIネット銀行

  1. パソコン上ではLastPassでログインできる。スマホではログイン操作すらいらない。スマホ専用アプリにタッチするだけで、残高と入出金明細が表示される。
  2. 入出金明細は過去7年にまでさかのぼって表示可能。
  3. 入金でも出金でもATM操作でも、すべてメール通知が来る。
  4. 振り込みや設定変更など、重大な問題を生じかねない操作をしようとするときだけ、取引番号とスマホのSMSを使用したスマート認証が行われる。トークンも暗号表も必要としない。スマホを持たないユーザーは暗号表を利用できる。

では、なぜ、ゆうちょ銀行を使うのか?

税や年金保険料や公共料金の引き落としでは、ネット銀行が使えないからだ。SBI証券確定拠出年金口座を開いても、姉妹銀行である住信SBTネット銀行から引き落としができない。