こんなものいらない

あって当然だと思っているが、よく考えるといらないもの、ない方が生活の質が向上するものを挙げていきます。

チーム医療

僕は医学部6年の時に、研修病院の採用面接で、その病院の看護部長から、

「チーム医療についてどう思うか」

と聞かれて、

「あなたの考えるチーム医療が何なのかわからないので答えられない。3ヶ月くらい一緒に仕事したら答えられる」

と回答したら落とされたことがある。

8年目の今となって、ようやく、チーム医療の一般論を答えることができる。

それは、小田原評定と無責任と自己満足と高コストである。

チーム医療では誰がリーダーになってもいいという話がある。では、看護師とか薬剤師がリーダーになったとして、彼らが治療の責任をとってくれるのだろうか。もちろん、取らない。医師が責任を取る以上、医師がリーダーになって決定するしかない。

異職種を交えてカンファレンスをしても、共通言語がないので、通じない。かつて、医師のカンファレンスに看護師や薬剤師や検査技師が参加するということがあったらしいが、結局、何の意味もなかった。拘束時間が増えるので業務効率は確実に低下する。

チームを作って、カンファレンスで方針を決定すると、全職種が決定に参加している気がして気分がいいということがあるが、結果には大した影響はない。自己満足である。

チームなんか作らず、主治医が各職種の話を聞いて、独裁的に決定した方がいい。時間がかからないし、責任の所在がはっきりする。

医療職とは、軍隊みたいなものだ。士官(医師)は、下士官や兵の助言を、参考として聞くことはするが、方針を決定し、その責任を取るのは士官である。話しあったりしない。部下の役割は、決定に参加することではなく、忠実に命令を実行することである。